ここ数年、TVなどでよく耳にするようになった、「外断熱」という言葉。聞いた事はある、という方も多いのではないでしょうか?
断熱工法には大きく分けて2つあります。
ひとつは、日本の在来工法の住宅で採用されてきた充填断熱工法、もうひとつは北欧や北米などの寒冷地で多くみられる外断熱工法です。
外断熱は、柱などの建物の構造体の外側に(発泡プラスチック系)断熱材を貼りつける工法で、鉄筋コンクリート造の場合の「外断熱工法」と区別して、木造住宅では「外張り断熱工法」 と呼ばれますが、ここでは一般的に使われている言葉として、外断熱と表記します。
外断熱のメリットは、すき間ができにくく、結露しにくいこと。その反面、材料費が高く、充填断熱工法に比べ建築コストは高くなります。
一方、充填断熱は柱と柱の間に(繊維系)断熱材を挟み込む工法で、一般的に内断熱と呼ばれており、外断熱に比べコストは安いですが、構造体や配管・配線と取り合う部分が多く、隙間ができやすくなるので、その施工には注意が必要です。
また、別途、防湿・気密対策を適切に施さないと内部結露の原因にもなります。

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この他にも、断熱に関しては、様々な情報、研究データ、細部にいたる施工方法の知識、開発の歴史、環境対策面などなど、知っていた方が良い事はたくさんあります。
高断熱住宅については、以下のサイトをご参照ください。
これが一番気になりますよね。
断熱性能や気密性能を数値にして比較すると、建物全体を包んでしまう外断熱の方が優れていると言えます。
しかし、実はどちらも適正に施工されれば有効な断熱効果を得ることができるので、どちらの断熱工法を選択するのかは、断熱工法の優劣ではなく、コストや施工技術、家を建てる地域などを総合的に考え、各施工会社やお施主さまの判断の違いという事になってくるかと思います。
当社では、平成8年からソーラーサーキット工法(外断熱・2重通気工法)に取り組みはじめ、その後様々な改善・改良を重ね、また外断熱の理論・技術を積み上げてきました。
その上で、トータルコストや性能、費用対効果、そして、施工性や、これまでの経験・知識を踏まえた上で、今現在、冬の間は曇りの日が続き、雪が多く、夏は日照時間が長くて気温も高いという福井の地域性に適した断熱工法は外断熱であると考え、おススメしております。
それは「建築にベストはない、ベターの積み重ねでベストに近づける」(誰かが言った言葉に共感したので使わせてもらってます)という思いを持ち、その時代と状況に応じた判断のもとです。
つまり、もっと安価で性能が良いものがあれば当然、検討し採用して工法が変化していくことも必要であると考えています。







