住宅版エコポイントがいよいよ始まります

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住宅版エコポイントがいよいよ始まります

みなさんは、住宅を新築やリフォームする際に、エコポイントが発行される制度が始まるのをご存知でしょうか?
もうすでに、かなり定着しつつある家電などと同じあのエコポイントです。
あれの住宅版で、ざっくりいうと 「断熱性能の高い住宅」 をつくると、CO₂の排出削減に貢献するという事で、ポイントを与えて補助する制度といえます。
これは、国土交通省・経済産業省・環境省による三省合同の事業で、申請の受付は3月8日のスタートです。
ポイントは新築が1戸当たり一律30万ポイント、リフォームが1戸当たり(内容に応じて)上限30万ポイントで、1ポイントは1円相当です。

住宅版のエコポイントのポイント
○新築住宅・リフォームとも、一定の断熱性能を満たした住宅が対象
○ポイントは1戸当たり最大30万まで(新築は一律30万ポイント)
○2010年12月末までに着手した工事が対象
○申請するのは原則として住宅所有者
そして住宅版のエコポイントの特徴は、商品や商品券などと交換するだけでなく、即時交換ができることです。
即時交換とは、ポイント対象の新築住宅やリフォーム工事と併せて、同じ住宅のキッチンや、浴室、トイレなどのリフォームを行った場合、その工事の費用にポイントを充てることができるのです。

で、その新築とリフォームの対象となる工事の中身をかいつまんでいいますと、

新築: 木造の場合は次世代省エネ基準を、非木造はトップランナー基準を満たした住宅で、木材はCO₂排出量が少ないことなどから、非木造より甘めの基準が採用されています。

リフォーム: ①窓の断熱改修(内窓の設置・交換、外窓の交換、ガラスの交換のいずれか)
        ②外壁、屋根・天井、床の断熱改修工事
        ③バリアフリー改修(上記①または②と一体的に行う場合のみ)で手すりの設置、段差解消、廊下幅の拡張
そして、リフォームの場合の対象工事は、窓はガラス1枚から、外壁、屋根・天井、床は断熱材の量が規定以上なら1部分だけの工事でもポイントの対象となります。

そこで、よくある質問ですが、他の住宅関連の補助金と併せて申請可能かというと、エコポイント対象となる工事については、重複して国の補助金を受ける事はできませんが、高効率給湯器や太陽光発電設備などの補助金については受けることができます。
また、自治体の補助金制度については、国庫から充当していない補助金であれば重複して受けられます。
ちなみに、福井県では「省エネリフォーム促進事業」というものがあり、平成21年度の事業については今年の1月に終了していますが、平成22年度の事業は、国の住宅版エコポイント制度の対象となる工事で、県内の事業者による施工に限り、エコポイントに上乗せして補助する予定であるとしています。
これも、合算した補助金の上限があり、県の実施する省エネリフォーム促進事業(上乗せ補助)は、平成22年4月以降に補助金申込みの手続きを経て工事に着手したものが対象となりますので、ご注意ください。

細かく説明しだすと、とても長くなってしまうので、今回はこのぐらいにしようと思います。
今、国はこの住宅版エコポイント制度で、温室効果ガス削減と景気対策の効果を狙っていますが、エコ住宅は購入時に高額になることが多いため、消費者に選択されにくいのが実状でした。
住宅の断熱性能が上がれば、冷暖房の効率も良くなり、電気や石油、ガスなどのエネルギーの使用を抑える事ができます。長期的にみた時に光熱費削減などの金銭的なメリットもあります。
限られた予算の中で、どこにお金をかけるかという問題になってくるのが通常だと思いますが、こういった時限的な制度を上手く利用するのは、よい家づくりにつながると思います。

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